「スローセックスって何？」
「どうやってスローセックスするの？」
「何か必要なものはあるの？」
このような疑問があると思います。
スローセックスとはイク事が目的ではなく、長時間の前戯と挿入を行い、お互いの体を満足するまで愛撫しあうことです。数年前に話題になったセックス方法で、現在も多くの人がこの方法で愛を深め合っています。
スローセックスという言葉は知っているけれど、普段やっているセックスとの違いをあまり理解していないし、何をすれば良いのかも分からないという状態だと思います。
「スロー」とは「遅い」という意味なので長くすれば良いだけと考えている人もいると思いますが、そういう事ではありません。
本記事では、スローセックスとは何か？からメリットとデメリットを解説し、スローセックスのやり方を紹介します。
また、持っている方が良い物も併せて紹介するので、最後まで読んでみてくださいね。
- スローセックスとは
- 普段のセックスとの違い
- スローセックスのメリット/デメリット
- スローセックスのやり方
- スローセックスを簡単に、より気持ち良くするグッズ
スローセックスとは何か？
話題になったスローセックスとは？
スローセックスとは性の処理を目的とせず、男女のつながりを感じるように行う精神と体がどちらも満たされるものです。
分かりにくく言いましたが、言い直すと「長時間かけてお互いを愛撫し、イク・イかないではなく、セックスを楽しむもの」です。
日本にスローセックスを広めたアダム徳永先生はスローセックスを以下のように定義しています。
- セックスは神様からの最高のプレゼントであり、崇高で尊厳ある行為。
それを実践するのがスローセックス - 愛と性エネルギーを交流させ、
人生に悦びと幸福をもたらすのがスローセックス - セックスは愛し合う者同士の究極の愛情表現。
豊かな感性を育み感受性を育てるのがスローセックス - 最高のエクスタシーを体感し、
最高の悦びを共有し合うのがスローセックス - 感じているふり、イッたふりなど一切しなくてもよい、
ただ快感に酔いしれる行為がスローセックス - イクことは結果である。イクことイカせることを目的とせず、
セックスの行為そのものを時間を忘れて満喫するのがスローセックス - 正しい性知識を学び、そのテクニックをマスターすることで
誰もが実践できるのがスローセックス
つまり、スローセックスはお互いの体をじっくりと楽しみ、プレイに酔いしれる事ができる方法なのです。
これにより、ペニスが小さかったり、感じにくい体質でもセックスを気持ち良いと感じ、楽しめるようになります。
一般的なセックスとの違いは何？
一般的なセックスとの違いはその目的と時間です。
一般的なセックスの目的は性欲の処理です。そのため、イク・イかせることが目標になっていると思います。
また、イクことが目的になっていることから、前戯の時間が短かったり、挿入の時間が短かったりと30分程度の短いセックスになってしまいます。
このようなセックスのことを「ジャンクセックス」と言い、ある種の性欲を出す作業になります。
これと比較してスローセックスは長い時間をかけて行い、イク事が目的ではなく、お互いにセックスを楽しみ、その過程としてイクということが発生します。
スローセックスのメリットとデメリット
メリットはあるのか？
スローセックスのメリットはいくつかありますが、以下が主要なメリットです。
- ペニスが小さい・早漏・遅漏・感じにくい（女性）でも気持ち良くなれる
- 長くセックスをすることで、距離間が近くなる（マンネリ化防止等）
- 全身の開発が進み、感じやすい体になる（テクニックが付く）
スローセックスを実践する事により、今まで感じにくい体質だった人が感じれるようになることや、早漏・遅漏で満足できなかった人が満足にセックスを楽しむことが出来ます。
また、様々なプレイをすることもでき、コスプレやおもちゃを使用することで、より濃厚で楽しいセックスをすることが出来ます。
デメリットは時間がかかるだけ？
スローセックスはそれほどデメリットは多くありません。しかし、以下のようなデメリットが挙げられます。
- 前戯やセックスが長いので、時間の確保が難しい
- 長くすると興奮が冷めていく人も一定数存在する
- 体力的にしんどい時がある
スローセックスのデメリットとして、時間がかかるというのは大きいでしょう。また、長い事で体力的にしんどくなる人もいるかもしれません。
しかし、スローセックスのデメリットは長い事によるデメリットがほとんどで、それ以外のデメリットはあまりありません。
このようにメリットの方が多く、遊びとしてのセックスを体験できるため、一度はスローセックスを試してみてください。
スローセックスのやり方（手順）
STEP１：雰囲気づくり
日常のセックスで雰囲気づくりはしているでしょうか？スローセックスはセックスを楽しむ事が目的ですので、エロい気持ちになり、盛り上がる雰囲気づくりが重要です。
スローセックスの目的は先も述べた通り、体を楽しみ、セックスを楽しむ事です。楽しむには視覚、聴覚、嗅覚、触覚など全ての感覚が重要です。
そのため雰囲気を作る事により、お互いの気分が盛り上がり、お互いに解放しやすい環境を作る事でより気持ちいいセックスを体験できます。
STEP２：イチャイチャやプレイを楽しむ
良い感じの雰囲気になってきたら、ハグやキスを始め、お互いの体に触れ合います。
この時にお互いの体に触れるだけでなく、言葉でも相手に愛を伝えたり、可愛いやかっこいいと言って相手の気持ちを盛り上げるようにしましょう。
性感帯を触るなどの気持ち良くなることをするのではなく、焦らすようにイチャイチャしましょう。
また、プレイもスローセックスに取り入れると盛り上がります。看護師プレイや警察官プレイなど様々な方法があるので、2人が気になるプレイを取り入れてみましょう。
STEP３：ゆっくりと前戯に移行する
イチャイチャを長時間楽しみ、そろそろ触りたい触って欲しいという気持ちが強くなってきたらゆっくりと前戯に移行します。
一気に服を脱ぐのではなく、上半身から少しづつ脱ぎ、服を脱ぐ過程も楽しみます。そして、互いの上半身を触り、焦らしたら下半身を服の上から触ります。
そして、お互い興奮してきたら下半身の服を脱ぎ密着してお互いの体を感じ合います。
しかし、このペースで前戯をしていると1時間以上も前戯は続かないと思います。そこで試して欲しいのが、フェザータッチです。
体に触れるか触れないくらいで体に沿わすようにサラサラと体を撫でます。そして、性感帯の近くまで触りますが、乳首や股などには触れず、その近くで止めます。
このように時間をかけて焦らすことで、興奮がMAXになります。興奮がMAXになれば、乳首や股などに手や口などで触れ、前戯を始めます。
STEP４：そして挿入
十分に前戯を行い、イったり、快感がマックスに到達したらついに挿入します。
普段は正常位、バックや騎乗位をすることが多いかもしれませんが、スローセックスの時に取り入れて欲しい体位が2種類あります。
- 側位
- 寝バック
この２つの体位は男性が優位に立つことが出来るため、長く挿入を続けやすい体位です。また、女性はGスポットに当たりやすく、奥まで挿入されるため、快感を感じやすい体位でもあります。
これらの体位を組み合わせる事で、STEP1~STEP3までで高めた興奮が爆発し、最高に気持ちいいセックスを体験することが出来ます。
最高の夜を演出するグッズ
ローション今までできなかった事が可能に
スローセックスの際に使用したいのが、ローションです。ローションはペニスを挿入しやすくするという効果もありますが、体に塗る事でヌメヌメプレイができます。
ローションを塗った体は触り心地や性感帯の感じ方が大きく変わり、興奮度もあがります。ローション有りと無しでイチャイチャする事により、より長く濃厚なスローセックスが出来ます。
バイブやローターでプレイの幅がグッと広がる
バイブやローターをすでに使用している人は多いと思いますが、スローセックスでも大活躍します。
グッズは手で行う刺激とは全く異なるため、手で刺激した後にバイブやローターでも刺激する事で全く違う快感を2度感じることができ、全ての性感帯でイク可能性が高まります。
また、スローセックスは時間をかけるためずっと動いているのが疲れてしまう人にとって、バイブやローターは自動で刺激をしてくれるので良い相棒になってくれます。
まとめ
スローセックスは性処理の為ではなく、お互いが気持ち良くなり、セックスを楽しめるようにするものです。
これを実現するには雰囲気づくりやイチャイチャする行為が重要になってきます。
そして、その中でローションやバイブなどを使用する事で、乳首などの開発や普段しないプレイをすることで、セックスの新しい楽しみ方を見つけることが出来ます。
スローセックスはをすることで、今で気づかなかった楽しみ方や、快感を知ることができるので、是非試してみてください。
